J1横浜F・マリノスが14日、横浜市内で15日の名古屋グランパス戦に向けて調整した。

 現在最下位の名古屋との勝ち点差はわずかに4で、お互いにとって負けられない一戦。紅白戦では、主力組が従来の4バックではなく3バックを採用。真ん中にDF中沢佑二(40)、右にDF栗原勇蔵(34)、左にはDFドゥシャンを置いた。これまで4バックの左右のサイドバックを務めていたDF山中亮輔と松原健が中盤のウイングバックに入った。

 ポステコグルー監督は「柔軟性を持って、いろんなシステムを試したいと思った。急に思いついたわけではない。シーズンの最初からアイデアとして持っていた」と説明。名古屋戦のシステムについては「まだわからない。(当日の)朝まで考えさせてもらって決めたい」と話した。

 今季リーグ戦初出場の可能性が高まった栗原は「一生懸命やるだけだし、結果があまり出てない状況なので、なんとか結果を残したい」と意気込んだ。