サガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(34)は、またも不発に終わった。名古屋グランパス戦でJリーグ7戦目、6戦連続の先発出場。さらに2戦連続フル出場と奮闘したがゴールを奪えなかった。前半27分にFW金崎夢生(29)から、同38分にはFW小野裕二(25)から決定的チャンスも、シュートはいずれも浮いてゴールバーを越えた。

 逆に名古屋は最近4試合連続ゴールで今季13得点のFWジョーを累積警告による出場停止で欠いたが、攻撃陣が見事に機能した。前半21分にDF金井貴史(28)のゴールで先制。後半も19分に途中出場のDF和泉竜司(24)が、29分にもFW前田直輝(23)がゴールを決めて3得点。残留を争う鳥栖を粉砕し、5連勝を飾った。