昨季王者のセレッソ大阪が、湘南ベルマーレに2戦合計2-5で敗れ、連覇を逃した。

アウェーで0-3と大敗し、奇跡の逆転4強をかけた一戦。前半25分、FW高木俊幸(27)が先制ゴールを決め、奇跡の扉を開く。しかし直後の31分に大きなアウェーゴールを決められ、35分にMFソウザ(30)の勝ち越し弾も、再び追いつかれて力尽きた。

尹晶煥監督(45)は「逆転するには積極的に前に出る必要があった。いい流れもあったが、それ以上のことを見せられなかった。連覇は簡単なものじゃない。いい勉強になった」。昨季2冠王者に残された可能性はリーグ戦だけとなったが、首位サンフレッチェ広島に勝ち点16差。指揮官は「頑張って戦っていきたい」と切り替えた。