ワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本代表を率い決勝トーナメントへと導いた西野朗氏(63)が24日、体育館で玉入れに参加した。

栃木・那須塩原で開催された「ブリヂストン×オリンピック×パラリンピックaGOGO!」にスペシャルゲストとして参加。

地元栃木出身の競泳リオデジャネイロ五輪金メダリストの萩野公介らと、豪華メンバーで午前中は運動会に参加。玉入れなどに、参加した。

選手ファーストの西野“監督”は、玉入れでは、床に転がった球をそっと参加者に手渡すアシストを実にダンディーにさらりとこなしていた。

63歳とは思えない身のこなし。ウオーキングクラブで足腰を鍛えているだけあって、さすがの動きで魅了した。

ただ、残念ながら西野監督の緑組は総合4位。優勝は赤組。「赤い悪魔」ことベルギーに敗れたロシアと同じように? また赤いチームに屈した。

地元の英雄・萩野は、西野氏と対面し「まだ今、緊張しているんですけど少し…。気さくに話しかけていただいて、試合ももちろん見ていますし、感動しています」と大喜び。

西野氏は「今回のW杯もそうなんですけど、国民の後押しというか応援の力はものすごいと感じた。そういう力を、我々もこういう活動通じて作り上げたい。それに向けて国民全体でオリンピック、パラリンピック支援していきたい」と話した。

西野氏は、勝負服の白シャツ開襟スタイルではなく、短パンに白いTシャツ。参加者と同じ、体育祭スタイルだった。