柏レイソルのFW瀬川祐輔(24)は後半15分に4試合連続となるゴールを決めたがチームは敗れ、笑顔はなかった。

1-2で迎えた後半15分、左サイドからのFWクリスティアーノのクロスボールに体をひねりながら頭を合わせてネットを揺らした。希望をもたらす同点ゴールに何度も拳を突き上げてベンチでもみくちゃにされたが、健闘もむなしくチームは36分に勝ち越しゴールを許した。

瀬川は「ゴール以外の部分でいいパフォーマンスができなかった。チームが勝てていないことが何よりも大事。全く満足していないです」と肩を落とした。

また、この試合では今夏に加入後、初の2戦連続スタメンを飾ったFWオルンガが自身2点目となる先制ゴールを挙げた。

MF江坂任(26)と瀬川との流れるようなパスワークから挙げたゴールにオルンガは「よかったと思う。1人で成し遂げたゴールではない」と振り返った。

長いリーチを生かしてボールをキープするなど、チームの攻撃の起点としての動きも徐々に染み付いてきた。「他の選手の特徴を生かしていけるように心掛けている。相手によって戦い方は変わってくるが、しっかりレビューをして準備していきたい」と次戦以降を見据えていた。