ベガルタ仙台のGKシュミット・ダニエル(26)が好セーブを連発し、9年ぶりとなる準決勝進出に貢献した。

1-1で迎えた後半、CKから立て続けに襲った3本のシュートをはじき返すと、PK戦でもDF大井健太郎(34)のシュートを右足で弾き勝利にたぐり寄せた。試合には日本代表森保一監督(49)が視察に訪れており猛アピールとなった。

「リーグ戦いい結果が出ていなかったので何とかチームに貢献できてよかった。PK戦は今まで勝ったことがなかったので先に動かないように意識した。最後までどっしり構えていれば威圧感を与えることができる。次は小さい頃に見たみちのくダービー。人もたくさんはいるし楽しみです」と話した。