悲願のアジア制覇に向けてペルセポリス(イラン)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦を翌日に控えた9日、テヘラン市のアザディ競技場内で公式会見に臨んだ鹿島アントラーズの大岩剛監督は「第1戦を勝利して乗り込んできましたが、アウェーでの試合は非常に難しい、厳しいものになる。明日の試合は前半から、しっかりとした守備から得点を与えず、効率よく得点すること。相手に焦りを与えたい。ゲームをコントロールすることができれば」と抱負を語った。

ホームの第1戦は2-0で先勝したが、ペルセポリスは敵地アザディ競技場で今季のACLで5勝1分けと1度も負けがない。指揮官は「当然その情報もしっかり入っています。明日の決勝でACLで初めてアザディ競技場で勝つチームになれるように頑張りたい」と誓った。

日本代表FW鈴木優磨は「自分たちが積極的に、アグレッシブに入りからやっていけば勝てるんじゃないかと思う。チームを助けられるプレーをして、最終的にチームが勝っていればいい」と話した。