悲願のアジア制覇に向けてペルセポリス(イラン)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦を翌日に控えた9日、鹿島アントラーズの選手はテヘラン市のアザディ競技場で公式練習を行った。

芝生が長い上に土が緩く、また、高地による気圧の関係でボールが思ったよりも伸びるという。日本にはない環境。MF土居聖真は「予測のさらに予測をしておかないといけない」と警戒した。

また、8万人以上のサポーターが訪れる競技場では、ピッチ上で声が通らない可能性がある。DF山本脩斗は「歴史がある感じがしたし、客が入りそうだなと。常に声を出すことも必要だけど、今までやってきたことが大事になってくる。90分間、集中を切らさないことが大事」と話した。