ベガルタ仙台のファイターコンビMF野津田岳人(24)、奥埜博亮(29)が、今季ベストバウトの呼び声高い5月のアウェー鹿島アントラーズ戦を、明日24日のホーム最終戦で再現する。

22日、仙台市紫山サッカー場で行われたミニゲームでスタメン組に入った野津田と奥埜は、2列目の左右インサイドハーフに入り攻守で激しい動きを見せ好調をアピールした。前回は2人を中心に球際での勝負で圧倒し2-1で勝利。目標のトップ5入りへ、アジア王者にぶつかる。

練習を終えた野津田は「前回の鹿島戦は個人のバトルで自分たちの手応えをつかめた。鹿島相手だと1対1の局面が多くなるし自然と力がわいてくる」と闘志を燃やす。奥埜は「あれぐらい戦わないと鹿島には勝てない。隙を見せず皆で連動して守備をしたい」。前売り券は完売。デュエルで圧倒し、満員のユアスタに歓喜の渦を巻き起こす。