J2アルビレックス新潟のサポーターとクラブが意見交換を行う「アルビレックス新潟サポーターカンファレンス」が25日、新潟市のホテルイタリア軒で開催された。クラブからは中野幸夫社長(63)是永大輔専務(41)神田勝夫強化部長(52)ら幹部が出席。参加したシーズンパスを保有、または新規購入予定のサポーター180人を前に今季総括と来季の構想を発表した。

中野社長は「1年でのJ1復帰を掲げながら達成できず、心よりおわび申し上げます」と16位を謝罪。来季に向け、是永専務は予算が今季より5億円の削減になる現実を伝えた。その上で選手のメディア露出、学校訪問などの機会を増やすことなどを約束。「わくわくするサッカーをお見せすることは約束できる」と話し「今できることは全部やる」とプランを明かした。

その後の質疑応答ではサポーターから新グッズの提案、やじへの対策の要望などが出された模様。中野社長は「クラブの現状、将来の計画などご理解いただけたと思う」、是永専務は「こういう状況なのにたくさんの方々にご参加いただいた。恩返ししたい」と感想を話した。