欧州王者レアル・マドリードに2年前の雪辱を果たすべく臨んだ鹿島アントラーズだったが、FWベイルにハットトリックを決められ敗戦した。

開始直後は調子の上がらないレアル・マドリードに対し、立て続けに決定機を作った鹿島だったが、徐々にペースを上げてくる相手に苦戦し、前半終了間際にFWベイルに先制を許した。

後半も8分、10分とベイルに2点を奪われ、突き放された。FW土居のゴールで1点を返したが、力の差は歴然だった。

DF昌子は「(相手が)すごく緩いなと感じましたし、1本目のセットプレーで惜しいのも1個ありましたし、そのほかにもいいシーンはありましたけど、一瞬の隙というか、単純なワンツーだったと思いますし、時間帯もよくなかったですし、本当に悔しいなと思います」と、好機をつくりながらも調子の上がらない相手から先制点を奪えず、集中したい時間帯で先制を許したことを悔やんだ。

さらに「力の差というのは感じましたし、基本的なことが1人1人うまいなと思うし、それを埋めるには相当な努力が必要だとあらためて痛感しました」と、欧州王者との実力差を痛感していた。