前線に多彩なタレントをそろえる優勝候補の大津(熊本)は、MF大竹悠聖(3年)がハットトリックを達成するなど圧倒的な強さを見せつけ、初戦を完封勝利で飾った。大会屈指の注目ストライカー、桐光学園FW西川潤(2年)は初戦で姿を消した。
前半5分、大津はMF大竹のやわらかい左クロスを、ニアサイドにいたFW大崎が頭で合わせて先制。続く10分にはその大崎がセンター付近からドリブルで右サイドを駆け上がり、ファーサイドの大竹にマイナスのクロス。フリーで中央に走り込んだ大竹は、落ち着いてゴールに流し込んだ。桐光学園は決定機をほとんど作れず前半を折り返した。
後半は注目の桐光学園FW西川が見せ場を作る。8分、9分と立て続けにシュートを放ったが、いずれも相手DFに阻まれゴールは奪えない。すると同13分、大津FW奥原のシュートのこぼれ球に詰めていたMF大竹が追加点を奪い、勝負あり。同19分には前に出ていたGKを見逃さなかった大竹がループ気味のロングシュートを狙う。桐光学園GK北村は下がりながらキャッチしたが、体勢を崩しそのままゴールラインを割った。
大竹はこの日、ハットトリックを達成。後半40分には途中出場した大津の1年生FW宮原がトドメの1点を奪い、5-0で勝利した大津が2回戦に進出した。



