アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2019出場クラブミーティングが13日、都内で開催された。

昨季ACL王者の鹿島アントラーズ、浦和レッズ、川崎フロンターレ、サンフレッチェ広島の関係者と日本協会田嶋幸三会長(61)、Jリーグ村井満チェアマン(59)らが出席。冒頭部分のみが公開され、それぞれがACLへの意気込みを語った。

19日のプレーオフでは鹿島はニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア)、広島はチェンライU(タイ)をホームで迎え撃つ。出席者の主なコメントは以下の通り。

田嶋会長「2017年は浦和が、昨年は鹿島がアジア王者になりました。日本サッカーが一丸となってアジア王者の座を死守したい。アジア杯ではタイや多くの国の台頭が目に見えてきている。(勝つのが)簡単なチームは1チームもない。この4チームがしっかりと戦ってくれればと思っています」

村井チェアマン「Jとしては3連覇を狙いにいきますが、19年は重要な年になります。4クラブの戦績で2021年から2022年の(日本勢の)出場枠が決まることになる。J1クラブ全ての期待を背負って戦います」

鹿島庄野洋実行委員「今年は連覇を狙って、しっかり戦っていきたい。それを通じて日本を代表して世界に再びチャレンジしていく。プレーオフをしっかり勝って本戦に進みたい」

浦和立花洋一実行委員「3度目の王者を目指して一丸となって準備を進めている。ACLに出場するために天皇杯を勝ち抜いた。期待に応える義務がある」

川崎F藁科義弘実行委員「3年連続になるが2年間は満足のいく結果は出ていない。選手たちは絶対にリベンジすると気持ちが高まっている。国内はもちろん、アジアを含めて、可能性があるタイトルはすべて取りにいきます」

広島山本拓也委員「2014年にグループリーグを突破したのが最高成績です。ここにとどまっているつもりはないので、2014年を乗り越えて、そこから頂点を目指して戦う。地方クラブの雄として、責任を一身に受けて戦っていきます」