松本山雅FCの反町康治監督(55)が、相手の全2得点に絡んだFC東京のMF久保建英(17)を絶賛した。

前半44分には久保建のアシストで先制点を献上。後半27分にはペナルティーエリア内でPKを奪われ、ダメ押しを食らった。

記者会見で反町監督は「翻弄(ほんろう)されたと言ってしまうと新聞に出そう」と苦笑いしつつ「相手を見てポジションをとったり、相手を見て判断をぎりぎりで変えるのかとか、少し日本人離れしたところある。昨年よりも今年の方がいいんじゃないかと、さっき健太(東京・長谷川監督)に話した。質の違いを久々に日本人で見せられた。これからどういう道筋をたどって、どういう風になるかというのは、この試合の後で言うことじゃないですが楽しみですし、将来日本を背負ってたつ選手になってほしいし応援してます」と潔く脱帽。「(対戦が)もう1試合あるので、彼が海外行った方がいいんじゃないかな」と、ジョークもまじえて久保建の能力の高さを表現した。