アルビレックス新潟は首位水戸ホーリーホックとの平成最後のリーグ戦に0-0で引き分けた。7日の第8節から3-3、2-2、1-1、0-0と4試合連続ドロー。スコアそのままに、守備は徐々に改善している一方で、得点が奪えなくなっている。新潟のリーグ戦連続試合引き分け記録は、J1だった09年の5試合連続が最長だが、J2で4試合連続は過去3度の3試合連続を更新するクラブ史上初の珍しいケースとなった。

決定機は何度かあったが決めきれなかった。後半13分、DF川口のスルーパスに抜け出したMF渡辺凌がペナルティーエリア内で受けて左足でシュートを狙ったが、相手DFに当たってゴールならず。就任2戦目だった吉永監督は「こういうゲームを勝ちきる。それができる選手たちだと思う。そこを追求していきたい」。次節は5月4日に山口と対戦。ホームで令和初勝利を目指す。