鹿島アントラーズがリーグ戦3試合ぶりの勝利でセレッソ大阪を下し、暫定3位に浮上した。

前半はC大阪が好機をつくった。10分、FW清武の左クロスに中央のFW水沼がエリア内至近距離からフリーでシュート。決定機だったが、鹿島GKクォン・スンテの左手1本に阻まれた。同20分には、水沼の右クロスのこぼれ球を拾った清武がシュートを放ったが、ゴール前にいた鹿島DF永木に左足でかき出された。

後半は一転、鹿島がペースを握った。5分には、MFレアンドロがエリア内で相手DFに足をかけられてPKを獲得。これをFWセルジーニョが決めて先制した。

途中からMFレオ・シルバを投入した鹿島は、さらに攻撃が活性化した。後半27分には、相手GKのパスをカットしたMF白崎が、右足ミドルで追加点を奪った。GKクォン・スンテもファインセーブも連発して勝利をアシスト。この勝利で鹿島は、J1通算500勝まであと1勝に迫った。

また鹿島DF小池が途中出場でJリーグデビューを果たした。