ヴィッセル神戸トルステン・フィンク監督(51)が16日、本格的に始動した。

15日の初陣はFC東京に1-0勝利も、就労ビザが前日14日にようやく認可のため、実質指導0日のぶっつけ本番だった。

東京遠征から戻ったこの日、神戸市いぶきの森球技場で練習を指揮した。

ドイツ人のフィンク監督は、今後のポジション争いを奨励。「各ポジションで争いが激しくなるのは、チームにとっていいこと。今はいい状態だが、ポジション争いが活性化することでチームは前に進んでいく」。

FC東京戦で決勝ゴールを決めたMFアンドレス・イニエスタ(35)に関しても「後ろで安全にボールを運び、ゲームを組み立てられる選手。ただ、次の対戦相手によって、起用法は考えていかないといけない」と語った。「バルセロナ化」から「フィンク流」へ、改革が始まる。