FC東京が逆転勝利で横浜F・マリノスとの首位攻防戦を制し、勝ち点を36として1位をキープした。

序盤は横浜ペースで試合が進んだ。前半15分、FW仲川の右クロスからこぼれ球をMFマルコス・ジュニオールが押し込み、横浜が先制した。しかし直後の同17分、東京の左MFナ・サンホがエリア内でのカットインから右足で強烈シュートを突き刺して、同点に追い付いた。

徐々に盛り返した東京は同38分、カウンターから左サイドのMF高萩がFW永井へピンポイントのアーリークロス。スピードを生かして裏へ抜け出した永井が、前に出た相手GKの頭上を狙ったループシュートを決めて逆転に成功した。

後半はFWディエゴ・オリヴェイラのゴールショーとなった。同10分にFW永井の左クロスをファーサイドから頭で押し込み、続く17分には永井のシュートのこぼれ球に詰めて、得点ランキング単独トップとなる今季9点目を突き刺した。

MF久保建英(18)不在のここ2試合を連敗していた東京だが、ホームで大勝して2位以下に再び差をつけた。

横浜は後半30分から日本代表の南米選手権帰りのMF三好を投入。同38分にはFW仲川が1点を返したが、実らなかった。