サガン鳥栖が連敗を2で止め、最下位から17位に浮上した。後半2分、MF安庸佑(27)が右サイドから「ドリブルしながら、反対に強く蹴ったのが良かった」と左足ミドルでゴール左に先制。全体練習後の居残りシュート練習が実を結んだ。

いったん逆転を許したが、前回敗れている古巣撃破に燃える元日本代表FW金崎夢生(30)が同45分、左足で決めて今季3点目。チーム最多6本のシュートを放つ暴れぶりだった。引き分けはしたが、金明輝監督(38)が「(試合を)コントロールでき、守備も攻撃も狙い通りの形ができた」とたたえる奮闘だった。