優勝圏内の横浜F・マリノスが3連勝で、7試合連続負けなしとした。前半からJ1屈指の攻撃力がさく裂だ。同17分、左クロスに飛び込んだFW遠藤渓太(21)のジャンピングボレーによる今季5号で先制。同22分、相手GKが飛び出した無人のゴール左にFWエリキ(25)が今季3号を蹴りこみ、一気に主導権を握った。

残留争い中の鳥栖は、攻撃の要の元日本代表FW金崎夢生(30)を出場停止で欠いた。課題の攻撃力で、さらに精彩を欠き、前半はシュート4本中、枠内はわずか1本。横浜に約60パーセントボールを支配され、防戦一方だった。後半途中から元日本代表FW豊田陽平(34)を投入し打開を図った。

そして活性化した同23分、MF原川力(26)のミドルシュートで1点を返した。だがあと1歩及ばず、痛恨の4試合ぶりの敗戦を喫した。