大分トリニータが逆転でガンバ大阪を下して勝ち点46の7位に浮上した。同点で迎えた後半19分、右CKからFWオナイウを経由してDF岩田が右足で決勝点をたたき込んだ。17日の国際親善試合コロンビア戦に臨むU-22日本代表に選ばれていた22歳が、貴重な今季4点目を記録。岩田はこの試合、全得点に絡む1得点1アシストの活躍だった。

同点にしたのはFW三平だった。1点を追う前半39分、素早いリスタートのFKから岩田の右クロスをゴール前に詰めた三平が合わせた。今季4点目で最近6試合で4得点という量産ぶり。既にJ1残留を確定させていた大分はこれで勢いづいた。

G大阪は前半11分にFW宇佐美が左足で先制点を挙げた。2戦連続今季5点目はJ1通算50点目。最近出場の3戦で4ゴールと絶好調。だがその後、追加点を奪えなかったのが響いた。9位G大阪は今節でのJ1残留は勝利が前提だったため、次節以降にお預けとなった。