日本代表でガンバ大阪のMF井手口陽介(23)が21日、大阪・吹田市の万博練習場で調整し、代表への思いを口にした。

森保ジャパン初招集となった19日の国際親善試合キリンチャレンジ杯・ベネズエラ戦で、後半途中出場ながら約1年半ぶりに代表のピッチに立った。試合は1-4でまさかの大敗も「(代表は)レベルが高い。海外組、主力がいないなかでも質が高かった」と久しぶりの代表に満足げ。

18年W杯ロシア大会は本大会直前で落選。ドイツ2部フュルトでは、けがで長期離脱を強いられ、代表からは遠ざかっていた。同じボランチには柴崎岳、遠藤航、山口蛍らタレントぞろいだが、「1人、1人、違う。良さがかぶっているとは思わない。自分のストロングポイントをJリーグで出して、今後も選ばれたい」と代表定着を誓った。【南谷竜則】