セレッソ大阪の高卒新人コンビ、MF西川潤(18)とDF田平起也(18)が、今季初めて公式戦に出場する可能性が出てきた。

大阪・舞洲で24日、ルヴァン杯ベガルタ仙台戦(26日、ユアスタ)に向け公開練習。昨季は特別指定選手として、公式戦3試合に出場した西川は「最初から出たことはないので、(出場したら)いいパフォーマンスができるように準備したい」と先発も視野に調整を進めた。

一方、大阪出身で同クラブのジュニアユースで育った田平には、ロティーナ監督が直接指導。出場ならプロデビュー戦となり、田平は「C大阪のユニホームを着てピッチに立つことを夢見ていた。お金をもらってサッカーをするというのが初めて。今後、社会人として長い。第1歩をしっかり取り組みたい」と語った。

指揮官は「若い選手たちが、J1に適応するために、カップ戦はすごくいい機会だと思います」と話している。【南谷竜則】