J1横浜F・マリノスが18日、選手発のオンライン配信イベント「Stay Home with F・マリノス」を開催した。

クラブ公式のインスタグラムとYouTubeを使い、同日午後0時から6時すぎまで約6時間のロング生配信を敢行。負傷離脱中のDFチアゴ・マルチンスを除く27選手が出演し、数選手によるトークセッションをはじめ、ストレッチや筋力トレーニング講座、ゲーム、料理対決などで盛り上げた。

イベントは開始から常時8000人前後のファンらが見守り、最大時は約9000人にも到達した。発案の中心となったMF大津祐樹(30)はイベント後にオンライン会議システム「Cisco Webex」で取材に応じ「選手もやっていてすごく楽しかったですし、サポーターの人にも満足していただけた様子も見られて、よかったと思います」と振り返った。システム障害で一時中断するなどアクシデントもあったが、コメント欄でのサポーターの声が励みになったといい「『頑張れ』と言ってくれたり、サポーターも一緒になって楽しもうという一体感もすごく見られた。選手としてはこういう機会をもっと増やしていきたい」と第2弾の開催にも意欲をみせた。

MF喜田拓也、FWマルコス・ジュニオールと共に主将を務めるMF扇原貴宏(28)も「誰もが経験したことのないことで、アクシデントもありました。1回やってみて、そういうところのスムーズさは良くなっていくと思う。自粛期間は続くと思うし、またやりたい。同じ企画じゃないかもしれないが、こういうものを通じて、ファンのみなさんと楽しめる企画ができたらなと思います」と話した。【松尾幸之介】