北海道コンサドーレ札幌FW菅大輝(21)が9日、オンライン親善マッチ「e-Stadium at home DMMゴールデンマッチ」に登場。ベルギー1部シントトロイデンMF伊藤達哉(22)とサッカーゲーム「FIFA20」で2試合対戦し勝利した。

1試合目はお互いの所属チーム同士で戦い、2-1で菅の札幌が伊藤のシントトロイデンを下した。

札幌は前半ロスタイム3分にMF荒野のゴールで先制。後半13分に同点に追いつかれたが、同28分にFW鈴木が勝ち越し点を挙げた。

自身を左ウイングバックで起用した菅はプレー中「菅、ダメですね。緊張してますね」とダメ出し。試合後は「もうちょっと練習しないとダメ。1人だけレベルが違った」と、チームは勝利するも、反省していた。

伊藤は札幌戦前に大分戦でもプレーしており、「連戦の疲れが出ていた。鈴木優磨君に期待して送り出したけど裏切られた。敗因は鈴木優磨君」と、うなだれていた。

2試合目は菅がチェルシー、伊藤がナポリで対戦し、2-0でチェルシーの勝利。1-0で前半を折り返すと、後半に失点のピンチをファウルでしのぎ1人退場。その後、数的不利の状況で1点を追加して、完封勝利を挙げた。伊藤は「完敗です。僕には勝利への執念が足りなかった」とたたえ、菅は「勝ちにこだわりたいので。大事です。時にはああいうプレーも」と振り返っていた。