J2ジュビロ磐田の選手会が21日、静岡県西部地区の保健所や医療機関にマスク2万枚を寄付した。

この日は選手会長のDF小川大貴(28)と同副会長のFW中野誠也(24)が磐田市内での贈呈式に出席。報道陣にはその様子をオンライン上で配信した。クラブは3月10日にも磐田市にマスクを5000枚寄付。中野は「選手会としても何かできないかを考え、マスクを寄付する形になりました」と説明した。

チームは現在活動休止中だが、選手は自主トレなどで体を動かしているという。全体練習再開に向けてもクラブは準備を進めている段階。Jリーグ再開のめどは不透明のままだが、新規感染者数は減少傾向で、小川大は「リーグ再開の兆しが見えてきたことはいいこと。僕らは1日でも早くピッチに立てることを目指して頑張っていくだけ。この状況をみんなで乗り越えましょう」と訴えた。【神谷亮磨】