J1清水エスパルスは23日、静岡市内のグラウンドで約1時間半の練習に励んだ。報道陣のみに公開され、トレーニング後にFW鄭大世(36)とDFヴァウド(28)が、オンライン取材に応じた。

今季リーグは「降格なし」の特例ルールを適用。さらに交代枠が5人に拡大されるなど、従来と異なる試合展開が予想される。在籍6年目を迎えたベテランの鄭は「リーグ全体で試合のパフォーマンスが上がると思う。得点数も増えるはず」と話した。今季加入した、センターバックのヴァウドは守備陣の柱として期待が集まる。「前線の選手と連係の取れた守備ができるようになってきた。上位で争える、より強い組織になりたい」と力を込めた。

来月4日のリーグ再開戦は、ホームで名古屋グランパスを迎え撃つ。無観客開催となるが、鄭は「サポーターの思いを感じて戦う。一緒に頑張りましょう」と呼び掛けた。