FC東京の期待のルーキーMF安部柊斗(22)が強敵撃破を誓った。昨季の最終節で敗れて優勝を許した横浜と今日12日に対戦する。

中3日で迎える一戦に向けて22歳は「疲れもとれて、むしろコンディションはいいと思う。万全で臨める」と力強く語った。前節で川崎Fに0-4と痛い敗戦を喫しており、再び上昇気流に乗るためにも雪辱を期す。

9日には、チームの守備の要だった日本代表MF橋本のロストフへの移籍が決定。ボール奪取、運動量を武器にする安部にかかる期待は一段と高まった。「(橋本の移籍は)痛いけど、自分が補う以上のプレーをすれば問題ない。チャンスだと思って、自分が勝たせるプレーをしたい」。来年に予定される東京五輪出場も狙う男が、自らにプレッシャーをかけるように強気な言葉を選んだ。