J1第6節が22日に開催される。各カードのoptaファクトは以下の通り。

※ファクト内の数字はJ1での成績

 横浜F・マリノス – 横浜FC  

・今カードが日産スタジアムで開催されるのは2007年8月11日以来。横浜FMはこの試合で8得点を挙げて勝利(8-1)。これは同クラブがJ1の1試合で挙げた得点数としては最多タイの記録(8-2:2018年7月の仙台戦と並び)。

・横浜FMは昇格クラブとの直近5試合でわずか1敗(4勝)。この間、勝利を挙げた4試合でいずれも無失点に抑えている(1試合平均0.4失点)。

・横浜FMは現在、2018年8月以来となる2試合連続3失点以上。また、今季開幕から5試合で11失点を喫しており、これは開幕からの同期間でクラブ史上ワースト。

・横浜FMは今季、ホーム戦3試合で2敗している(1勝)。昨季本拠地で喫した敗戦数と既に等しい(12勝3分2敗)。

・横浜FMは神奈川県のクラブとの対戦で現在4連勝中。また、2018年以降の同対戦直近9試合でもわずか1敗しかしていない(5勝3分)。

・横浜FCはアウェイでの直近の試合で勝利(第3節:柏戦、3-1)。2007年シーズンは敵地で1勝しか挙げられていなかった(1勝2分14敗)。

・横浜FMはドリブル回数が今季リーグで唯一100回を上回って最多(110回:成功率48.2%)。対する横浜FCは同成功率がリーグベスト(65.1%:54/83)。

・横浜FCが今季挙げた6得点のうち、4点を23歳未満の3選手が記録している(2点:一美和成、1点:斉藤光毅と瀬古樹)。今季U-23以下の選手が3人以上得点を決めているのは横浜FCだけ。


 湘南ベルマーレ – 鹿島アントラーズ 

・湘南対鹿島の通算28試合では、湘南が9勝1分18敗と大きく負け越している。湘南にとって鹿島は、横浜FM(21敗)に次いで2番目に敗戦数の多い相手。

・湘南は鹿島戦直近8試合で4勝4敗と互角。しかし、今カードではそれ以前に11試合連続未勝利だった(1分10敗)。また、ホームでの今カード直近4試合では3勝(1敗)。

・湘南は今季、降格した2016年シーズン以来となる開幕5戦勝利なし(1分4敗:当時8試合未勝利)。また、開幕から5試合での勝点としてはクラブ史上ワースト(1)。

・湘南は平日開催試合で現在の4連敗を含み、直近10試合でわずか1勝(2分7敗)。対する鹿島は、同直近14試合でわずか1敗(8勝5分)。しかし、この1敗は今季第3節で喫したもの(札幌戦:0-2)。

・鹿島はアウェイ戦で現在、2018年4月以来となる3連敗中。また、敵地では現在7試合連続で1得点以下に終わっている(1試合平均0.6得点)。

・鹿島はアウェイでの神奈川県のクラブとの対戦で現在10試合連続未勝利(2分8敗)。同対戦で勝利を挙げたのは、2016年4月の湘南戦が最後(3-0)。

・石原直樹は今季6本以上のシュートを記録している選手の中では、リーグトップの枠内シュート率(83.3%:5/6)。決定率も、5本以上シュートを放っている選手の中ではリーグトップタイ(33.3%:2/6)。

・上田綺世は前節横浜FM戦で今季初先発及び、初ゴールを含む2得点で鹿島のシーズン初勝利に貢献。同選手は、これまで自身が先発出場した4試合では5得点を挙げており、この間チームの1試合平均得点も2.5点(計10得点、2勝2分)。


 ガンバ大阪 – サンフレッチェ広島 

・G大阪対広島の通算54試合では、G大阪が23勝9分22敗とわずかに勝ち越している。G大阪にとって広島は、清水と並びホームで最も多く引き分けている相手(7分)。

・G大阪は広島戦直近6試合でわずか1勝(2分3敗)。今カードでは、それ以前の5試合で4勝を挙げていた(1敗)。

・G大阪はホーム戦直近15試合でわずか1敗(8勝6分)。この1敗は、今季ホーム開幕戦となったC大阪戦で喫したもの(第2節:1-2)。

・G大阪は平日開催試合で現在8戦連続無敗(3勝5分)。対する広島は、同試合直近7戦で4敗している(2勝1分)。

・広島はアウェイ戦直近4試合でわずか1勝(1分2敗)。しかし、今季敵地での2試合では未だに無失点。今節でも無失点に抑えると、同地では2018年4月以来の3試合連続クリーンシートとなる。

・G大阪が2015年以降の広島戦で挙げた9得点のうち、8点は試合時間後半に記録されている。対する広島が今季喫した4失点のうち、3点は同時間帯に記録されたもの(75%)。

・城福浩は監督として、アウェイでのG大阪戦通算6試合でわずか1勝(1分4敗)。唯一の勝利は、FC東京を率いていた2008年11月に同地での初対戦で挙げたもの(3-1)。

・宇佐美貴史は前節大分戦で、2016年6月の湘南戦以来となるラストパス5本を記録(当時6本)。同選手は今季同パス本数がリーグ最多であり、出場した全試合で複数本を記録している(17本)。


 サガン鳥栖 – 清水エスパルス 

・鳥栖対清水の通算14試合では、鳥栖が4勝5分5敗とわずかに負け越している。鳥栖にとって清水は、現在J1に在籍しているチームの中で、川崎(23.5%)に次いで2番目に勝率の低い相手(28.6%)。

・鳥栖は清水戦直近10試合でわずか2敗(4勝4分)。しかし、この間に無失点に抑えたのはわずか2試合のみ(1試合平均1.1失点)。

・鳥栖はホームでの清水戦で現在の3連勝を含み、5試合連続無敗(3勝2分)。この間、4試合で複数得点を挙げている(1試合平均2.2得点)。

・鳥栖は現在、クラブ史上ワーストとなる8試合連続無得点。最後に得点を挙げたのは2019年11月10日の松本戦であり(1-0)、これ以降は797分間得点から離れている(計シュート計78本)。

・清水は今季、クラブ史上ワーストとなる開幕5連敗。今節でも敗れると、同一シーズン内では1996年9月以来の6連敗となる(当時:クラブ史上ワーストの7連敗)。

・清水は九州のクラブとのアウェイ戦で現在7試合連続未勝利(4分3敗)。同対戦で勝利を挙げたのは、2013年8月の大分戦が最後(3-2)。

・清水はリーグ再開以降、被シュート数がリーグワースト(67本)。対する鳥栖は、同期間での同項目がリーグ最少だが(36本)、シュート数もリーグで2番目に少ない(39本)。

・立田悠悟は第4節のG大阪戦でヘディングよる得点を挙げた。同選手は今季、13回以上の空中戦を記録したDF登録選手の中で同勝率がリーグベスト(76.2%:16/21回)。


 北海道コンサドーレ札幌 – FC東京 

・札幌はFC東京戦直近6試合でわずか1敗(3勝2分)。それ以前の今カードでは、初対戦から8連敗を喫していた。

・札幌はホームでのFC東京戦で現在3試合連続無敗(2勝1分)。しかし、本拠地での今カード通算7試合すべてで失点を喫している(1試合平均2.3失点)。

・札幌は現在4試合連続無敗であり、今季開幕から5試合で勝点8を獲得している(2勝2分1敗)。開幕からの同期間では、2001年シーズンに次いでクラブ史上2位の成績。

・札幌はこの試合が今季のホーム開幕戦となる。本拠地開幕戦では通算5シーズンでわずか1勝(2分2敗)。しかし、唯一の勝利は昨季の同試合で挙げたもの(2019年3月:清水戦、5-2)。

・FC東京は今季開幕から5試合で4勝を挙げている(1敗)。開幕からの同期間では、2012年シーズンと並びクラブ史上ベストタイの成績(勝点12)。

・FC東京は今季、アウェイで3戦全勝。今節でも勝利を挙げると、敵地では2015年3月~5月以来の4連勝となる。

・ペトロヴィッチは監督として、FC東京戦通算23試合でわずか3敗(13勝7分)。今季J1に所属しているクラブの中では、湘南(7.7%)に次いで、2番目に敗戦率の低い相手(13%)。

・ジェイは札幌がFC東京戦で挙げた直近6得点のうち、4点に直接関与している(3得点、1アシスト)。同選手は2015年以降、同クラブを相手に出場した試合で負けていない(2勝3分)。


 ベガルタ仙台 – 川崎フロンターレ 

・仙台対川崎の通算20試合では、仙台が3勝7分10敗と大きく負け越している。仙台にとって川崎は、現在J1に在籍しているチームの中で、浦和(0.7)に次いで2番目に1試合平均の獲得勝ち点が少ない相手(0.8)。

・仙台は川崎戦で現在12試合連続未勝利(5分7敗)。同一クラブに対する連続未勝利数としては、クラブ史上ワーストを記録している相手。

・仙台は現在3試合連続で勝利がなく(2分1敗)、今季開幕からの5試合でもわずか1勝(3分1敗)。また、第6節では直近6シーズンで5敗している(1勝)。

・仙台は神奈川県のクラブとの対戦で現在5試合連続無敗(1勝4分)。同対戦ではそれ以前に5連敗を喫していた。

・川崎は現在4連勝中であり、今季開幕から5戦無敗(4勝1分)。開幕から同期間では、クラブ史上ベストの成績(勝点13)。

・今カードの両クラブのラストパス数はリーグ1位(仙台:63)と2位タイ(川崎:61)。しかし、川崎はリーグトップの14得点を挙げているが、仙台は6点に留まっている。

・長沢駿は昨季の川崎戦で仙台が挙げた3得点のすべてに直接関与した(2得点、1アシスト)。同選手にとって川崎は、2015年以降で2番目に多く得点に直接関与している相手(4点:3得点、1アシスト)。

・家長昭博はリーグ再開以降の4試合でリーグ最多の5ゴールに直接関与している(3得点、2アシスト)。大宮所属時の2016年にJ1復帰して以降、同選手が開幕5試合で5得点に直接関与したのは初。


 浦和レッズ – 柏レイソル 

・浦和対柏の通算44試合では、浦和が22勝7分15敗と勝ち越している。浦和にとって柏は、最も多く得点を挙げている相手(90得点)。

・浦和は柏戦直近4試合で3敗(1勝)。これ以前の今カード12試合で記録した敗戦数と等しい(8勝1分3敗)。しかし、ホームでの今カード直近7試合で6勝を挙げている(1敗)。

・浦和はホームでの直近の試合で、本拠地では5試合ぶりとなる勝利を挙げた(第4節:鹿島戦、1-0)。今節でも勝利すると、同地では2019年7月以来の連勝となる。

・柏は前節湘南戦で、再開後初勝利を挙げた(3-2)。今節でも勝利を挙げると、同一シーズン内では2018年12月以来の連勝を記録する。

・柏は今季開幕から5試合でリーグワースト2位タイの11失点を喫している。開幕から同期間での失点数としては、降格した2009年以降でクラブワースト(当時11失点)。

・柏はリーグ再開以降、枠内シュート率がリーグワースト(31.3%)。対する浦和も、同期間での同項目がリーグワースト3位(35.1%)。

・ネルシーニョは監督として、浦和戦直近11試合でわずか2勝(1分8敗)。また、同クラブとのアウェイ戦では現在5連敗中。埼玉スタジアムで勝利を挙げたのは、柏を率いて優勝した2011年の最終節が最後(3-1)。

・オルンガは浦和との前回対戦で1得点を記録(2018年9月)。同選手はこの試合で、J1では自身最多となる1試合7本のシュートと10回の敵陣ペナルティエリア内タッチを記録した(枠内3本)。


  セレッソ大阪 – ヴィッセル神戸 

・C大阪対神戸の通算30試合では、互いに13勝ずつを挙げて互角(4分)。今カードでの総得点は、C大阪(47点)が神戸(45点)を上回っている。

・C大阪は神戸戦直近10試合で4勝2分4敗と互角。しかし、この間に無失点に抑えたのはわずか1試合のみ(1試合平均1.4失点)。

・C大阪はホームでの神戸戦で現在3試合連続無敗(2勝1分)。今節で引き分け以上だと、本拠地での今カードでは最長の連続無敗記録となる。

・C大阪は今季開幕から5試合で4勝を挙げている(1敗)。開幕からの同期間では、クラブ史上ベストの成績(勝点12)。

・C大阪はホームでの直近の試合で敗れた(第4節:名古屋戦、0-2)。今節でも敗れると、本拠地では2019年4月以来の連敗となる。また、同地で2試合連続複数失点を喫したのは2014年11月が最後。

・神戸は昨季も含めて直近8試合でわずか1敗(5勝2分)。この間、7試合で1失点以下に抑えている(計8失点)。それ以前の4試合では、3試合で3失点以上を喫していた(計12失点)。

・清武弘嗣の今季、リーグ最多タイの3アシスト。既に昨季の同項目と並んでおり、セビージャからJ1に復帰した2017年以降でも同選手のシーズン最多アシスト数は4(2017年)。

・古橋亨梧の今季、リーグ最多タイの4得点。同選手は、神戸の直近4得点すべてに直接関与している(3得点、1アシスト)。


 大分トリニータ – 名古屋グランパス 

・大分は名古屋戦直近9試合で5敗(1勝3分)。しかし、昨季の対戦では2試合ともに引き分け。同カードでは2005年以来となるシーズン無敗を記録した(当時:1勝1分)。

・大分はホームでの名古屋戦通算9試合でわずか2勝(3分4敗)。この2勝は、2005年9月(2-0)と2009年8月(2-1)の対戦で挙げたもの。

・大分は前節G大阪戦で、開幕節以来となる敗戦を喫した(1-2)。しかし、同チームは昨季わずか2回しか連敗を記録していない(それぞれ2連敗)。

・名古屋は今季、2008年以来となる開幕5戦無敗(3勝2分)。また、今節も無失点で勝利を挙げると、2012年9月以来の無失点での3連勝となる。

・名古屋は九州のクラブとのアウェイ戦直近9試合でわずか1勝(5分3敗)。この間、複数得点を挙げたのはわずか2試合のみ(1試合平均0.9得点)。

・名古屋は今季、総得点に占める試合時間前半の得点割合がリーグで最も大きい(75%:6/8点)。対する大分は、総失点に占める同時間帯の失点割合が80%を記録している(4/5点)。

・知念慶は今季無得点に終わっている選手の中では、イニエスタと並びリーグ最多となる16本のシュートを記録している。今季出場5試合のうち、4試合でチーム最多のシュート数を記録している。

・金崎夢生は2007年~2009年まで大分に所属し、82試合に出場して7得点を挙げた。自身にとってのJリーグ初得点は2007年5月6日の広島戦、昭和電工ドーム大分で記録した(当時:九州石油ドーム)。