アルビレックス新潟レディースの山本英明社長(47)、奥山達之監督(44=GM兼任)、MF川村優理(31)、MF園田悠奈(21)が21日、ホーム開幕浦和戦(25日午後6時~新潟市陸上競技場)を前に新潟市役所と県庁を表敬訪問した。

中原八一市長(61)にあいさつ後、米澤朋道副知事(51)を訪問。米澤副知事は「リモートマッチはやりにくいですか」と新型コロナウイルスの影響により無観客での開催となった浦和戦について質問。川村は「サポーターの声援がないのは寂しい気持ち。サポーターの声援が自分たちを後押ししてくれていることを実感しました。でも、リーグが開幕しサッカーができる喜びを感じています」と語った。

新潟レディースは、今シーズン開幕のマイナビ戦(19日、宮城・松島)を1-0で勝利。川村は「前、後半ともに相手の勢いにやられ、なかなか自分たちのプレーができなかったが、苦しい時間帯を0点に抑え、逆にそれを乗り越えて自分たちのサッカーが表現できたことが良かった」とマイナビ戦を振り返った。また、今後の課題について「試合の入りを最初から自分たちのリズムでプレーしたい」と語った。

マイナビ戦の後半ロスタイムから出場し、リーグ戦デビューした園田は「点を取らないと勝てないので、ゴールに向かってプレーしていきたい。無観客だが、応援してくれている方に勝利で恩返ししたい」と勝利を誓った。【飯嶋聡美】