J1第7節が26日に開催される。各カードのoptaファクトは以下の通り。

※ファクト内の数字はJ1での成績

北海道コンサドーレ札幌 – 横浜F・マリノス

・札幌対横浜FMの通算16試合では、札幌が2勝1分13敗と大きく負け越している(横浜M時代も含み)。札幌にとって横浜FMは、最も敗戦数の多い相手。

・札幌は横浜FM戦直近13試合で11敗している(2勝)。しかし、この2勝は今カード直近2シーズンのホーム戦で挙げたもの(2018:2-1、2019:3-0)。

・札幌は現在、2019年4月~5月以来の5試合連続無敗(2勝3分)。今節でも引き分け以上だと、2018年5月以来の6試合連続無敗を記録する(当時:11試合連続)。

・札幌は前年度覇者との対戦で現在13試合連続未勝利(1分12敗)。また、同対戦通算16試合でもわずか1勝しか挙げていない(1分14敗)。

・横浜FMは前節横浜FC戦を無失点に抑えて勝利(4-0)。しかし、2試合連続でクリーンシートを記録したのは2019年4月が最後。

・横浜FMと札幌は今季、ドリブル数が最も多い2クラブ(横浜FM:128回、札幌:112回)。しかし、同成功率では札幌がリーグ3位(60.7%)に対して、横浜FMはワースト2位(45.3%)。

・ペトロヴィッチは監督として、横浜FM戦直近8試合でわずか2勝(2分4敗)。しかし、この2勝は札幌の監督に就任して以降のホーム戦で挙げたもの。

・横浜FMの今季敵陣PA内タッチ数はリーグ最多の210回。仲川輝人(39)と遠藤渓太(35)は、同数値がリーグトップと3位(2位はレアンドロ・ダミアン:38)。


横浜FC – 浦和レッズ

・横浜FCは現在、今季初の連敗中。また、クラブ史上初となる2試合連続での4失点以上を喫している。

・横浜FCは今季ホーム戦で未だに勝利なし(1分2敗)。しかし、本拠地で最後に勝利を挙げたのは2007年シーズン最終節の今カード(1-0)。

・浦和はアウェイ戦で現在15試合連続失点中(1試合平均1.7失点:3勝6分6敗)。敵地での連続失点としては、2001年4月~2002年7月に記録した19試合連続以降でクラブワーストの記録。

・浦和は神奈川県のクラブとの直近9試合でわずか1勝(3分5敗)。しかし、この1勝は敵地での同前回対戦で挙げたもの(今季第1節:湘南戦、3-2)。

・浦和は昇格クラブとの対戦で現在の4連敗を含み、直近7試合で6敗している(1勝)。それ以前の同対戦34試合で喫した敗戦数と等しい(19勝9分6敗)。

・浦和は今季、クロスからの失点数がリーグワーストタイ(4点、仙台と並び)。一方、横浜FCは同状況から今季無得点であり、クロス成功率もリーグワースト(16.3%、14/86本)。

・レアンドロは浦和がアウェイ戦で挙げた直近4得点のうち、3点に直接関与している(2得点、1アシスト)。この2得点はいずれもクロスから決めている。

・斉藤光毅のドリブル成功数は今季リーグ最多の14回。同成功率もドリブルを14回以上記録している選手の中ではリーグトップの82.3%(14/17)。


清水エスパルス – 大分トリニータ

・清水対大分の通算18試合では、互いに6勝ずつを挙げて全くの互角(6分)。総得点数では、清水(29点)が大分(28点)を上回っている。

・清水は大分戦直近12試合でわずか2敗(6勝4分)。この間、勝利を挙げた試合ではいずれも複数得点を記録している(1試合平均2.3得点)。

・清水は今季、昨シーズンと同じく開幕6戦未勝利(1分5敗)。また、現在は13試合連続で1得点以下に終わっている(1試合平均:0.8得点、1勝2分10敗)。

・清水は九州のクラブとの直近15試合でわずか2勝(8分5敗)。同地域のクラブとの対戦ではそれ以前に5連勝を記録していた。

・大分は直近のアウェイ戦で敗れた(第5節:G大阪戦、1-2)。しかし、同クラブは昨季敵地でわずか1度しか連敗を記録していない(2019年7月)。

・清水はリードした状況から失った勝ち点が今季リーグワースト(8ポイント:1分2敗)。対する大分は、リードされた状況から獲得した勝ち点が今季リーグで3番目に多い(4ポイント:1勝1分3敗)。

・後藤優介は今季、5試合に出場してチーム最多のラストパス本数を記録(12)。同選手は昨季大分に所属して16試合に出場し、同項目がわずか7本に留まっていた。

・知念慶は今季リーグ最多のデュエル数(80)、空中戦数(45)を記録している。大分の今季各6試合では、いずれもチーム最多のデュエル数を記録している。今季のファウル数もリーグ最多だが警告は受けていない。


サンフレッチェ広島 – 名古屋グランパス

・広島対名古屋の通算54試合では、広島が19勝11分24敗と負け越している。しかし、広島にとって名古屋は2番目に得点数の多い相手(78得点)。

・広島は名古屋戦で現在4試合連続未勝利(2分2敗)。今節でも勝利を挙げられなければ、今カードでは2001年7月~2005年10月以来の5試合連続未勝利となる(当時8試合連続)。

・広島は現在4試合連続未勝利(1分3敗)。この間、わずか2得点しか挙げていない。今季はそれ以前の2試合でいずれも3得点を挙げて連勝していた。

・広島はホーム戦で現在、2017年6月以来となる2試合連続複数失点を喫しての連敗中。本拠地で複数失点での3連敗を喫したのは、2006年7月~8月が最後。

・名古屋は今季、2008年シーズン以来の開幕6戦無敗(4勝2分)。また、現在は2012年9月以来となる3試合連続無失点での3連勝を記録している。これまでのクラブ史上、同一シーズン内に4試合連続クリーンシートで4連勝を記録したことはない。

・城福浩は監督として、フィッカデンティとの通算7試合でわずか1勝(4分2敗:甲府~FC東京~広島)。同監督にとって、6試合以上対戦した監督の中では2番目に勝率の低い相手(14.3%)。

・広島がホーム戦で挙げた直近6得点には、すべてブラジル人選手が直接関与している(L.ペレイラ:3得点/2アシスト、D.ヴィエイラ:2得点/1アシスト)。

・稲垣祥は昨季広島に所属して24試合に出場し、パス成功率(85.78%:1,133/1,262)と敵陣パス成功率(85.8%:550/641)がチームベストだった。同選手は今季、300本以上のパスを記録した選手の中では、同成功率がチームベスト(86.6%:272/314)。


鹿島アントラーズ – FC東京

・鹿島はFC東京戦直近7試合でわずか1勝(1分5敗)。しかし、この1勝はホームでの昨季前回対戦で挙げたもの(2-0:2019年9月14日)。

・鹿島はホームでのFC東京戦通算19試合でわずか3敗(12勝4分)。この間、勝利を挙げた試合全てで複数得点を記録している(1試合平均2.1点)。

・鹿島は今季6試合を終えて5敗(1勝)。それ以前の27試合で喫した敗戦数と等しい(15勝7分5敗)。開幕から同期間での獲得勝点としてはクラブ史上ワースト(3)。

・FC東京は今季アウェイ戦で無敗(3勝1分)。敵地で無敗を維持している中では、名古屋と並んで今季リーグ最多の試合数。

・鹿島の今季枠内シュート率はリーグワーストの31.8%(20/63)。過去5シーズンの平均枠内シュート率は44.2%であり、これらのシーズンで40%未満を記録したことはない。

・鹿島は今季リーグ最多の4試合でバーポストにゴールを阻まれている。今季同総数は名古屋と並びリーグ最多タイ(5)。

・今カードの両クラブは、前半失点数がリーグワーストタイ(ともに6失点)。しかし、FC東京は後半の時間帯での失点数が今季リーグ最少タイ(1点:名古屋と並び)。

・永井謙佑はFC東京が鹿島戦で挙げた直近4得点のうち、3点に直接関与している(1得点、2アシスト)。同選手にとって鹿島は、2015年以降で最も多くアシストを記録している相手(4)。


柏レイソル – ベガルタ仙台

・柏対仙台の通算20試合では、柏が6勝6分8敗と負け越している。柏にとって仙台は、今季J1に所属している中で、最も1試合平均得点の少ない相手(0.85点)。

・柏は仙台戦で現在6試合連続未勝利(1分5敗)。また、ホームでの今カードでも現在7試合連続未勝利(3分4敗)。

・柏は現在、2試合連続3得点以上を挙げて連勝中。同一シーズン内に3試合連続3得点以上を挙げて3連勝したのは、1997年5月~7月が最後。

・柏はホーム戦で現在、2008年7月~2009年8月に記録した19試合連続に次いで、クラブ史上ワースト2番目に長い15試合連続失点中(1試合平均1.9失点)。本拠地で無失点に抑えたのは、2018年4月の浦和戦が最後(1-0)。

・仙台は前節川崎戦で敗れ(2-3)、現在4試合連続未勝利(2分2敗)。しかし、連敗を記録したのは2019年7月が最後。

・仙台は今季、ヘディングによるシュート数がリーグ最多(20本)。しかし、ヘディングでは今季いまだ無得点。一方の柏は同得点数がリーグ最多タイ(4点/15本)。

・神谷優太は柏がホーム戦で挙げた直近4得点のうち、3点をアシストしている。このうち2アシストはクロスによるもの。本拠地でのアシスト数は今季リーグ最多タイ(3:水沼宏太と並び)。

・吉野恭平の今季6試合に出場し、ブロック数がリーグ最多タイの8回。J1での過去36試合で記録したブロック数(9)よりも1回少ないだけ。


川崎フロンターレ – 湘南ベルマーレ

・川崎対湘南の通算12試合では、川崎が6勝4分2敗と勝ち越している。川崎にとって湘南は、4試合以上対戦した中で1試合平均得点が最も多い相手(2.5点)。

・川崎は湘南戦で現在6試合連続無敗(3勝3分)。昨季の今カードでは、2010年以来となるシーズンダブルを達成した(ホーム:2-0、アウェイ:5-0)。

・川崎は現在5連勝中。今節でも勝利を挙げると、2009年5月~7月以来、クラブ史上ベストタイの6連勝を記録する。また、現在はクラブ史上ベストタイの4試合連続3得点以上(1試合平均:3.8得点)。

・湘南はアウェイ戦で現在8試合連続未勝利(3分5敗)。敵地での連続未勝利としては、2010年7月~2013年7月に記録した18試合連続以降でクラブワーストの成績。

・湘南は神奈川県のクラブとの対戦で現在の5連敗を含み、11試合連続未勝利(3分8敗)。同対戦で勝利を挙げたのは、2016年4月の横浜FM戦が最後(1-0)。

・湘南は今季、シュートブロック数がリーグ最多(28)。対する川崎は、総シュート数に対するブロックされたシュートの割合がリーグで2番目に高い(31.9%、36/113本)。

・川崎は今季、途中出場の選手が直接関与した得点数がリーグ最多(8点:4得点4アシスト)。この内の5点は小林悠によるもの(4得点1アシスト)。

・家長昭博は川崎が今季ホーム戦で挙げた直近5得点のうち、4点に直接関与している(2得点、2アシスト)。これらはいずれも試合時間前半に記録したもの。本拠地での得点関与数は今季リーグ2位タイ(古橋亨梧、レアンドロ・ペレイラと並び)。


ヴィッセル神戸 – ガンバ大阪

・神戸対G大阪の通算42試合では、神戸が14勝9分19敗と負け越している。神戸にとってG大阪は、5試合以上対戦した中では1試合平均失点が最も多い相手(2.1点)。

・神戸はG大阪戦直近8試合で5勝(1分2敗)。それ以前の今カード22試合で挙げた勝利数と等しい(7分10敗)。

・神戸は現在4試合連続無敗(2勝2分)。また、昨季も含めた直近9試合でわずか1敗しかしておらず、この間複数失点を喫したのは1試合のみ(1試合平均:0.9失点、5勝3分)。

・G大阪は現在25試合連続得点中(1試合平均:1.9得点、13勝7分5敗)。2010年12月~2011年9月に記録した27試合連続以降でクラブベストの連続得点記録。

・G大阪はアウェイ戦で現在、2018年9月~11月以来となる4試合連続無敗(3勝1分)。また、敵地では現在13試合連続得点中であり、無得点に終わったのは2019年6月の磐田戦が最後(1試合平均1.9得点)。

・G大阪は関西ダービーでは現在、2014年4月に5試合連続(3分2敗)を記録して以来となる、3試合連続白星なし(1分2敗)。同3試合ではいずれも複数失点しており、この間の両軍合わせて11得点が記録されている(1試合平均3.7得点)。

・古橋亨梧は神戸が今季ホーム戦で挙げた4得点にいずれも直接関与している(3得点、1アシスト)。本拠地での得点関与数は今季リーグ2位タイ(家長昭博、レアンドロ・ペレイラと並び)。

・倉田秋はG大阪が神戸戦で挙げた直近3得点のすべてに直接関与している(2得点、1アシスト)。同選手にとって神戸は、2015年以降で最も多く得点に直接関与している相手(7点:4得点、3アシスト)。


サガン鳥栖 – セレッソ大阪

・鳥栖はC大阪戦直近6試合で4敗(2勝)。しかし、ホームでの今カード通算6試合ではわずか2敗しかしておらず、この間4試合で無失点に抑えている(1試合平均0.5失点:3勝1分)。

・鳥栖は現在、クラブ史上ワーストの9試合連続未勝利(4分5敗)。また、今季は開幕から6試合の期間でもクラブ史上ワーストの成績(勝点3)。

・C大阪は直近8試合でわずか1敗(6勝1分)。また、直近18試合で複数失点を喫したのはわずか1試合のみ(1試合平均:0.7失点、13勝2分3敗)。

・C大阪はアウェイ戦直近8試合で7勝を挙げている(1敗)。この間、1度も複数失点を喫していない(1試合平均0.6失点)。

・C大阪は九州のクラブとの直近11試合でわずか2敗(8勝1分)。また、同対戦の直近6試合では、5試合で無失点に抑えている(4勝1分1敗)。

・C大阪の今季開幕6試合4失点は、同節までの失点数としては2012、2014、2017シーズンと並びクラブ史上最少タイ。一方、鳥栖の開幕6試合で1得点は、昨シーズンと並び同期間ではクラブワーストタイ。

・チアゴ・アウベスはC大阪との前回対戦で、チームの2得点をいずれもアシストした。同選手にとってC大阪は、最も多くアシストを記録している相手(計3アシスト)。

・キム・ジンヒョンは昨季開幕以降、リーグ最多のクリーンシート数(40試合で18回)を記録している。今季セーブ率も、4試合以上に出場しているGKの中ではリーグトップの84%(21/25)。