蛍のミラクル弾が再び埼玉で生まれた。ヴィッセル神戸MF山口蛍(29)が浦和戦の後半37分、CKから相手のクリアを直接拾い、右ボレーで決勝点にした。「こぼれたら決める自信はあった。ああいうシュートは結構得意です」。16年10月のW杯アジア最終予選イラク戦。同じ埼玉で残り1分、山口はFKのこぼれ球から起死回生の勝ち越しボレーを決めていた。今季3点目は、神戸を4試合ぶりの勝利に導く劇的弾になった。

この試合は今季全試合に先発していた山口とDF酒井がベンチスタート。故障のMFイニエスタを含めて、疲労度の濃い主力を休ませるため先発10人が入れ替わっていた。浦和に同点に追いつかれ、後半途中から投入された山口は「最後まで体を張って守れた」と守備でも貢献。フィンク監督も「若い選手にも出番を与えたかった。非常に満足している」とご満悦だった。