柏レイソルのネルシーニョ監督が、巻き返しに向け後半戦のスタートダッシュを掲げた。

前半戦の目標は勝ち点35だったが、新型コロナウイルスによる活動休止からリーグ戦が再開した直後、3連敗とつまずき、勝ち点27の6位でターンすることとなった。21日、23日のコンサドーレ札幌戦に向けオンライン取材に応じたネルシーニョ監督は、引き分けに終わった前節サンフレッチェ広島戦でチャンスがつくれていたことを評価。その上で「前期と同じ過ちを繰り返さないように、入りからしっかりとスタートダッシュを切れればと思う」と話した。

11人いた離脱者も徐々に復帰し、戦力にも厚みを増す。シーズンの目標勝ち点は70。指揮官は後半戦に向け「明らかに取りこぼした試合が前期はあったので、勝てそうな試合、負けてはいけない試合にもう少しこだわりをもって、後期は1人1人が自分の役割にフォーカスして、勝ち点を挽回できるように、チームとして掲げている目標に到達できるように取り組んでいこう」と選手たちに話したという。「気持ちの部分ではこれからの1試合1試合を決勝戦のつもりで闘う姿勢が求められる」と一戦必勝を掲げた。