新潟は1-0で琉球を破り、5試合ぶりに勝ち点3を手にした。前半5分、FWで先発出場のロメロ・フランク(33)が自身の今季4得点目となる決勝ゴールを挙げた。

アグレッシブに勝ち星をつかんだ。新潟は序盤、前線からの守備が機能。相手陣地でボールを支配し効果的な攻撃を繰り返すと前半5分、高木善朗(27)の右CKをシルビーニョ(30)がニアでそらし、舞行龍ジェームズ(32)が右足でシュート。ポストにはじかれたボールを最後はロメロがねじ込んだ。その後もテンポ良くパスをつなぎゴールに迫ったチームは、前半だけで9本のシュートを放った。

「積極的に相手のウラを狙いたい」と前日に話していたシルビーニョ。9月5日ホーム磐田戦以来の先発出場となったこの日はFWでプレー。中央や右ワイドの位置にポジションを取り、ポストプレーや背後を狙う動きを繰り返した。前半4分にはペナルティーエリア右からシュートを放つなど、ハーフタイムで交代するまで攻撃の起点となった。

勝ち点を34に伸ばした新潟は次節4日、ホームに町田を迎え、今季2度目の2連勝を狙う。

▽アルベルト監督 後半開始から一気に4人を交代し、前半から引き続きプレッシングをかけることができた。チームとして勝利が必要だったので、勝ててうれしい。