Jリーグ・ジュビロ磐田元監督で元日本代表MFの名波浩氏(47)が9日、静岡朝日テレビの情報番組「とびっきり!しずおか」(月~金曜午後4時37分)に出演し、ガンバ大阪から磐田に期限付き移籍した元日本代表MF遠藤保仁(40)について語った。

「彼のすべてが手本。磐田が最近7戦勝ちなしの状況で、チームの暗い雰囲気を一掃できるだけの起爆剤になる」と期待した。

遠藤から1週間前に電話があったという。「ジュビロどうですか、(鈴木政一)監督はどうですか、と聞かれた。遠藤中心にチームを作ってくれるし、選手登録されれば試合に出られるんじゃないの、と伝えた」。遠藤は10日のアウェー松本戦のベンチ入りメンバーに入っていることから、「監督はいくんじゃないですか、アタマ(先発)から。何かを変えなきゃいけない状況。新しいピースが入ったので、先発で使うと思います」と推測した。

遠藤が正確なパスを出せることについては、「試合の中で決定的な場面をつくりだすことは、多々あると思う。チームがうまくいっていない時に、劇的に1つのパスで試合の状況を変えられる。見物だと思う」と解説した。

共演者が「流れを変えてほしい。勝利が見たいですね」と訴えると、名波氏は「アラフォーの星ですから」と、活躍を確信している様子だった。