A-pfeile広島BFCが2連勝で準決勝ラウンド(R)進出を決めた。

広島は岡山デビルバスターズとの初戦に矢次祐汰(15)が5ゴールを挙げる活躍などで7-0と快勝。1勝同士のラッキーストライカーズ福岡戦は、後半6分に主将の村尾竜次(33)が決勝ゴールを決めて1-0で制した。

矢次はユーストレセンにも選出されている期待のストライカーで、スピードに乗ったドリブルと思い切ったシュートで広島会場MVPに輝いた。「今まで勝てなかったチーム(福岡)に勝てたことはうれしかった。ただ、自分は厳しい試合の中で点を取る選手を目指していたのに、それができず悔しい。準決勝ラウンドでは今回の課題を克服し、苦しい試合でも点を取り、チームが勝ち上がっていければいいと思う」と今後のゴール量産を誓った。

開幕日の4日に大阪府堺会場で兵庫サムライスターズが準決勝R進出を決め、この日の広島会場を含めた西日本地区の得失点差によるワイルドカードで福岡も準決勝Rに進んだ。

▼第1試合 A-pfeile広島BFC 7-0(前半5-0)0 岡山デビルバスターズ 得点者【広】矢次5、村尾2

▼第2試合 ラッキーストライカーズ福岡 8-0(前半7-0) 岡山デビルバスターズ 得点者【福】草野4、三原3、福田

▼第3試合 A-pfeile広島BFC 1-0(前半0-0) ラッキーストライカーズ福岡 得点者【広】村尾

◆アクサ×KPMG 2020カップ 新型コロナウイルス禍で中止された日本選手権と全国クラブチーム選手権の代替として今年度限定で開催される全国大会。11月14日までに参加15チームを全国5会場に分けて1次ラウンドを実施。勝ち上がった8チーム(各会場首位チームとワイルドカード3チーム)が来年1~2月に2会場に分かれて準決勝ラウンドを戦い、さらに各上位2チームが決勝ラウンドに進出する。