浦和レッズMFエヴェルトン(27)が残り10戦に向け、一戦必勝の決意で(ACL)アジア・チャンピオンズリーグ出場権(リーグ3位以内)獲得に挑む姿勢を示した。

24日のセレッソ大阪とのホーム戦に備え、21日はさいたま市の大原サッカー場で調整。MF長沢和輝(28)とボランチを組み、紅白戦を消化した。今季チームが掲げるACL出場権確保への強い意欲をみせ「1戦、1戦が決勝だと思ってACLの出場権を手にしたいと思う。浦和のようなクラブが毎年、ACLに出場すべきクラブ」と終盤に向けて反攻する決意を口にした。

18日の前節ベガルタ仙台戦から埼玉スタジアムの観客収容人数の上限が1万8000人から2万4000人まで増加したが、観客数は1万人に届かなかった。エヴェルトンは「コロナ禍で難しい状況だが、サポーターにとって安全なスタジアムが用意されている。多くの人に来てほしい。浦和のサポーターは唯一無二の存在。残り10戦という大事な試合をサポーターと一緒に戦いたい」と呼びかけていた。