ヴィッセル神戸の主将、MFアンドレス・イニエスタ(36)が9日、楽天主催のオンラインイベントに参加した。小学1年から6年生の児童とその保護者の計6組と、質疑応答などで楽しんだ。

児童から神戸の主将として意識していることを聞かれたイニエスタは、真剣にコメントした。

「まず仲間のことを知ること。選手それぞれに考え方や個性がある。チーム全体を見ながら(状態が)よくないときこそ団結力、仲間を助けることが大切。団結力が組織を大きくするのです」と答えた。

自宅でのサッカーの練習方法を聞かれると「基本的に技術中心で、ボールを触ったりするのが上達につながると思うよ」と優しく回答。

児童の母親から夫婦円満の秘訣(ひけつ)を問われると、「恋愛というものは相手に対する愛情、尊重を忘れずに持ち続けることが大切です」と、アンナ夫人との夫婦仲を思い浮かべながら答えた。

イニエスタは日本語とスペイン語を交えながら最後まで笑顔でコメント。現在は過密日程のJリーグをこなしている真っ最中だが、最後までリラックスした表情で参加した。

今回のイベントは「楽天ママ割&Iniesta’s Methodology presents イニエスタ選手とのオンライングリーティング」と題して開催され、参加者には直筆サイン入りユニホームがプレゼントされるなど、ファンには最高のイベントになった。