現在11戦不敗中(9勝2分け)で2位に躍進したガンバ大阪の売り出し中、DF高尾瑠が24歳の誓いを明かした。関学大から入団2年目のホープは9日に24歳になり、11日のヴィッセル神戸戦(パナスタ)が初めての試合になる。10日はオンラインで取材に応じた。

「新しい年齢となり、アシストと得点でちゃんと結果を出したい。今季は昨季より自分のよさは出せていると思う。昨年はミスをしないようにと思っていたが、今年はもっとアグレッシブにできればと思ってやっている」

今季はここまで26試合中24試合に出場し、主に右サイドバックで12試合連続先発出場中だ。最近11試合不敗という絶好調の要因をつくる1人だ。「守備では1対1で、誰にも抜かれないようにしたい」という一方で、Jリーグ初得点を目指し続けている。

前回7月、アウェーでの神戸戦では2-0で勝利し、高尾は1アシストを記録。「神戸は個人の特長が強いチームだが、僕も前回アシストをできたので、いいイメージを持っている」と自信を持って臨む。

G大阪の対神戸戦は通算20勝9分け14敗とリードしているが、G大阪がパナスタを使用する16年以降、ホーム4戦全敗という負のデータがある。5度目の正直でホーム初勝利を目指す。

今回の神戸はACLが近づいており、MFイニエスタら主力を休ませる可能性は十分ある。相手のメンバーが読みにくい状況で、G大阪は右サイドの高尾が勝利のカギを握る。【横田和幸】