J2で8位の京都サンガF.C.は23日、6位ヴァンフォーレ甲府戦(25日、ホーム)を前に、オンラインで取材対応した。

21日に首位徳島に2-0で勝利。J1昇格圏の2位福岡とは勝ち点19差で、現実的にJ1昇格は厳しい。それでも数字上は、まだ残されているため、GK清水圭介(31)は「J1昇格の可能性がある限り、1試合1試合全力で戦ってサポーターと喜び合いたい」と諦めない姿勢で臨む。

今季、甲府から京都に移籍したMF曽根田穣(26)も「上位と勝ち点差が開いていても、目の前の相手に勝ちに行くことがやるべきこと」と話し、残り7試合で勝ちを積み重ねる。

実好礼忠監督は「(甲府は)組織的な守備と、そこからの攻撃につなげるところのレベルが高い。そこをどう崩すか」と、勝利へのイメージを高めた。【佐藤あすみ】