3位のV・ファーレン長崎は、3年ぶりのJ1復帰へ手痛い1敗を喫した。京都サンガは3試合ぶりに勝利した。

長崎は、自陣のパスミスから失点するなど前半2失点。一方で、京都は、FWピーター・ウタカ(36)やMF仙頭啓矢(25)らタレント豊富な攻撃陣が好調で、相手の組織守備を切り裂いた。その中で同25分、MF曽根田穣(26)が先制し、同34分には仙頭がパスカットから独走し加点。前半は、京都の2点リードで折り返した。

だが、後半は、昇格へ負けられない長崎も反撃に出た。後半途中出場のMFルアン(30)が、同24分に相手GKの弾いたこぼれ球を押し込み1点差。だが、京都に逃げきられ、首位徳島ヴォルティスとの勝ち点差は10に開いた。