横浜FCのFWカズ(三浦知良、53)が、自身が持つJ1最年長出場記録を更新した。11月8日の神戸戦以来の出場で、53歳9カ月20日でピッチに立った。2点をリードされた後半37分。19歳のFW斉藤光に代わり、53歳のレジェンドが2トップの一角として加わった。

前線で相手DFと競り合うなど、体を張ったプレーを披露。シュートの場面は訪れず、J1最年長得点の記録はお預けとなった。下平隆宏監督(48)は起用について「(カズの投入は)1点差の時に準備をしていて、ただ残念ながら2点目を取られてしまっての交代となった。1点差であれば、追いつけるチャンスもあったと思うし、得点を取れる機会もあったと思う」と説明した。