湘南ベルマーレの浮嶋敏監督(53)が6日、オンラインで取材に応じ、新外国人選手が入国できない現状にリーグへの考慮を求めた。

降格が4チームある厳しいシーズンでスタートダッシュを狙いたいところだが、外国人の入国の制限が続き、新外国人選手が多いチームは厳しくなる。浮嶋監督は「最初から外国人選手を保有しているチームと、来る予定だけど来られないチームがある。そこの段差があるまま(公式戦を)迎えるのは公平感はどうなるのかなと正直思っている」と率直な思いを吐露した。

緊急事態宣言の延長で、湘南は得点源の期待がかかるFWウェリントン、ウェリントン・ジュニオールの合流のめどが立っていない。指揮官は「最初の12、13試合の戦いは最も大事」とし「外国人選手のことはリーグとしても考慮して欲しい。プロ野球もかなり議論になっている、みんな公平にやるべき。外国人の人数制限するのか、少し、日程を考慮するのか、そこはぜひ考えてもらいたいなと、監督の立場としては思います」と理解を求めた。