J1柏レイソルのDF古賀太陽(22)が8日、第3節の名古屋グランパス戦(10日、三協F柏)に向け、オンライン取材に応じた。

チームは、前節の湘南ベルマーレ戦で公式戦初勝利も、ここまで3戦連続で失点中。古賀は、FWマテウスら名古屋攻撃陣について「縦に速かったり特徴をもった選手が多い」と警戒し、「1つ失点してしまうと難しい展開になる。1対1の状況を作らせないように、全体で相手を押し込んでいきたい。今まで以上に守備の部分は意識したい」と狙いを語った。

攻撃については、クロスの重要性を強調。「そこは自分たちの良さ。外でうまく起点を作ることは名古屋戦でも意識していきたい。ただ、簡単にクロスを上げるだけではなく、人数をかけて、サイド起点にしつつも単調にならないように意識したい」と説明した。

昨季は過密日程の中、チーム最多の33試合で先発。経験を積む中で、存在をアピールし、年末の東京オリンピック(五輪)代表候補合宿にも参加した。U-24(24歳以下)日本代表は、今月26、29日に国内で同アルゼンチン代表と国際親善試合が予定されている。古賀は「(代表は)チームとはまた別のいろんな刺激をうける場所。個人として成長するためにも、絶対に選ばれたい思いは強い。選んでもらうようにアピールし続けないといけないし、そこを経験してもう一回り成長して、チームのためになれればいい」と強い思いを語っていた。