J2東京ヴェルディは8日、東京Vユースに所属し、2種登録選手としてJリーグの公式戦に出場していたU-16日本代表MF橋本陸斗(16)と、プロ契約を結んだことを発表した。

今月2日に16歳になったばかりの橋本は、バングラデシュ人の父と日本人の母を持つ左利きのドリブラー。2月28日に行われた今季開幕戦・愛媛戦でJリーグデビューを果たし、ここまで2試合に出場していた。橋本が愛媛戦で記録した15歳10カ月26日での初出場は、久保建英(15歳5カ月1日)、森本貴幸(15歳10カ月6日)に続いて3番目に若く、J2では史上最年少記録となった。

橋本はプロ契約について、クラブを通じ「このたびプロ契約を結ばせていただくことになりました。小学生の頃からずっと好きだったチームで、自分の夢であるプロサッカー選手を始められることをすごくうれしく思います。感謝の気持ちを忘れずこのチームのために全力を尽くします!ファン、サポーターの皆さん、ぜひ温かい声援をよろしくお願いします!」とコメントした。