横浜F・マリノスの高卒ルーキーMF樺山諒乃介(18)が、プロ初ゴールを決めた。

1-0の前半33分、カウンターでMF水沼からボールを受けると、得意のドリブルでペナルティーエリア内に進入。思い切りよく右足でゴールを奪った。

3月3日のルヴァン杯以来、プロ3度目の先発だった。川崎Fとのリーグ開幕戦でいきなりスタメンに抜てきされたが、このところはチームの好調の陰で試合からも遠ざかっていた。

念願のゴールに「最近なかなかチャンスがもらえず、決定力とプレーの質が課題だと思って練習してきた。その形をゴールという結果で残せてよかった。これからのプレーにいい意味で響くのかなと思う」と、胸をなで下ろした。

前半だけで両チーム最多4本のシュートを放ったが、ハーフタイムに交代で退いた。樺山は「理由は伝えられていない。点を取ったのはよかったけど、それ以外のプレーが課題で交代だったのかな」。ポステコグルー監督は当初から「45分が限界」と見ていたことを明かし、「コンディションを上げてもらい、90分マリノスのサッカーができるように鍛えてほしい」と要求した。