清水エスパルスは0-2でコンサドーレ札幌に敗れ、今季2度目の連敗を喫した。最近リーグ9戦勝ちなし(4分け5敗)となり、クラブワーストタイへ残り「1」となった。

必勝を期して布陣を変更した。今季初めて3バックを採用。攻守で狙いがはまり、前半を0-0で折り返した。日本代表GKの権田修一(32)も「勝つための3バック。前半は戦う姿勢を見せられたと思う」。だが、後半の立ち上がりに落とし穴が待っていた。

同6、10分に課題のセットプレーから連続失点。ロティーナ監督(63)は「良い守備ができなかった」。守護神は「失点はフォーメーション以外の部分。したたかに戦う必要があった」と振り返った。これでアウェー札幌戦は3連敗。またも鬼門を突破できなかった。

次節は26日、ホームで東京と対する(アイスタ、午後7時)。降格圏1歩手前のリーグ暫定16位に沈むだけに、低迷脱却へ何よりも勝ち点3が求められる。