名古屋グランパスが元日本代表FW柿谷曜一朗(31)のスーパーゴールで、開幕2連勝を飾った。G組最大のライバルとみられた浦項(韓国)を相手に前半34分、柿谷の鮮やかなミドルシュートで先制した。

後半も20分に途中出場のFWマテウス(26)がPKで追加点。さらに同37分、左足から鮮やかにとどめのゴールを突き刺した。3-0の快勝。試合終盤はイラだった浦項選手のラフプレーも目立った。

柿谷は試合後、「暑い中で全員がハードワークしたのが勝利につながった。全員が走りきった結果」とチームの勝利を誇った。さらに「今日は豊田(スタジアム)でPV(パブリックビューイング)してくれている。その人たちの声援が届いた」と話し、「奥さん(タレントの丸高愛実)も、もう少しで(第2子が)生まれるんでしっかり頑張れてよかったです」とのろけることも忘れなかった。

マッシモ・フィッカデンティ監督(53)は「内容どうこうより勝たなければいけなかった試合で、選手をほめることしかない。2-0までは相手も逆転をもくろんできている中、コントロールして3点目をとれたのがよかった」と振り返った。次戦も中2日。28日にラーチャブリーFCと対戦する。