J2アルビレックス新潟OBの野沢洋輔氏(41)と安英学氏(42)が1日、「新潟県スポーツ公園フェスタ2021」に参加し、20周年を迎えたホームのデンカビッグスワンスタジアムでトークショーを行った。ボランチとして02~04年までクラブに在籍した安氏と、GKとして00~08、19年にプレーした野沢氏は現役時代さながらに、抜群の連係で会場を盛り上げた。

トークショーはクラブの営業部2年目を迎えた野沢氏からの質問に安氏が答えるスタイルで行われた。新潟入団時の思い出を問われた安氏は「クラブハウスがなく、練習場も転々としていた」と当時を振り返った。スタジアムでのプレーについては「日本代表クラスの選手を相手に、3、4万人のサポーターの前でプレーできたことはうれしかった」と笑顔だった。

東京オリンピック(五輪)開催により中断していたリーグ戦は9日から再開される。3位の新潟の勝ち点は45で、首位京都とは3差。J1再昇格を十分に狙える位置にいる。03年にJ2優勝、J1初昇格に貢献したクラブレジェンドの2人は「J1昇格を願っています」と声をそろえ、エールを送った。