セレッソ大阪は、ホームでベガルタ仙台と引き分けて5試合連続ドロー、10戦未勝利(7分け3敗)となった。

約4カ月も白星から遠ざかる苦しい状況が続く。

直近2試合は連続で3-3の打ち合いを演じ、この日は0-0。10試合ぶりに無失点に抑えたが、レビークルピ監督は「追い風だった前半に、いい形をつくりながら先制できなかったのは残念」と言いつつ「両軍ともいい流れ、悪い流れの時間帯があり、0-0は内容からいって妥当。両軍とも守備が対応できてゴールを割らせなかった」と振り返った。

この試合はエース大久保が、軽い負傷で大事を取ってベンチ外になった。一方でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で負傷していたオーストラリア代表FWタガートが4試合ぶりに先発し、絶妙のヘディングシュートを放つなど存在感も示した。同じく負傷離脱していたFW豊川も5試合ぶりに途中出場した。

MF奥埜は「風が強く難しい試合だったが、試合の入りは悪くなかった。(風上に立った)前半は押し込めていたし、先に点が取れていれば違う展開になったかもしれない」とし、5戦連続ドローには「勝利に近づけるプレーを増やしていかないといけない」と反撃を誓った。